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ゲーム翻訳における誤訳

アクティブゲーミングメディア様のニュースページにて、ゲーム翻訳の誤訳に関する記事を書かせていただきました↓
『英->日のゲーム翻訳で最も多く目にする誤訳』


あと、些末な話ですが、最近ハンドルネームをyami_translatorに変えました。
ツイッターのユーザー名に合わせたかったというのもありますが、やはりローカライズ屋が"Censorship"などという不謹慎なハンドルネームを名乗るのは良くないと思うんですよ…
(追記:その後、今のハンドルネームに再変更しました。紛らわしくてすみません…)

というわけで、今後ともよろしくお願いいたします



ゲーム翻訳に関する記事はこちらです→ゲーム翻訳の記事一覧
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ゲーム翻訳 19 ~低年齢層向けゲームの翻訳~

今回は、ターゲット年齢層が低いゲームを翻訳するときの注意点について、ほんのちょこっと話をしようと思います。

以前、低年齢ユーザー向けのAVG(アドベンチャーゲーム)を翻訳したときのことです。
ゲームに登場するキャラクターのセリフに、こんなものがありました↓

Kill the intruders!

なんだか物騒なセリフですが、私は特に問題ないと思い、「しんにゅうしゃどもを殺せ!」と直訳しました。ですが、デバッグ作業中にテスターから、「しんにゅうしゃどもをたおせ!」と変更するよう指示が入ったのです。いわく、このゲームはCERO(日本のゲーム審査機関)のレーティングでA(全年齢)を取得したいのだが、「殺す」や「死ぬ」といった表現がテキストに入っているとちょっと怪しくなる、とのことでした。

このゲームはオリジナル版がすでに北米で発売されていて、「die」や「kill」といった単語がいくつか含まれていたのですが、それでもESRB(北米のゲーム審査機関)のレーティングはE(全年齢)でした。「die」とか「kill」が許されて「死ぬ」とか「殺す」が許されない(可能性がある)なんて、ちょっと意外ですね。まあ、審査機関が変われば方針が変わるのも当然っちゃあ当然かもしれませんが。

上記のセリフ以外にも「死ぬ」とか「殺す」と直訳した箇所があったので、念のため全てマイルドな表現に書き直した覚えがあります。
(例)
If you don't, I'll die when she dies.
「そうすれば、ぼくもいっしょに死んでしまう。
           ↓
「そうすれば、ぼくもいっしょに力つきてしまう。

このように、日本で全年齢向けとしてリリースされる予定のゲームを翻訳する際は、「die」や「kill」といった暴力的な単語を直訳せずに表現を抑えた日本語に翻訳するのが無難かもしれません。洋ゲーのローカライズではCEROのレーティングを意識してグラフィックやテキストに変更が施されることも珍しくはありません。ゲーム翻訳家を目指している人は、CEROやESRBやPEGIについて、概要だけでも把握しておくと何かの役に立つと思います。

ちなみに、「しんにゅうしゃ」と「たおせ」が平仮名なのは、セリフの話者が子どもだからではなく、「このゲームのメインターゲットは小学生だから、ゲーム中で使う漢字は小学四年次までに習うものに限定しよう」と、ローカライズの方針として決まっていたからです。まれにそのような場合もあるのですが、そういったときはいつも下記のサイトを参考にさせてもらっています。

「教育漢字・学年別漢字配当表」
http://www.taishukan.co.jp/kanji/archive/kyoikukanji.html

ついでに、放送禁止用語などにも目を通しておくといいかもしれません。
「放送禁止用語一覧」
http://monoroch.net/gallery/kinshi/


パブリッシャーが望むCEROのレーティング次第では、翻訳者の方で暴力的な表現や漢字の使用などに注意を払う必要が出てくることもあります。そのため、自分が翻訳するゲームがどのレーティングを見据えているのか、あらかじめクライアントに確認しておくといいでしょう。



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