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ボードゲーム英訳記

どうもこんにちは! 管理人の羽無エラーです。

明日、11月4日に、東京ビックサイトにて「ゲームマーケット」なる大規模な卓上ゲームイベントが開催されます。今回は、そのイベントに関する個人的な告知をさせていただきたいと思います!

実は、今回のゲームマーケットで販売されるボードゲームの中で、ルールの英訳をさせていただいた作品が2本あるのです↓

『Welcome!』 by 「ワンモアゲーム!」さん
『たねまき』 by 「HOY GAMES」さん

英訳を行ったのは、上記のとおり『Welcome!』と『たねまき』というボードゲームです。

それぞれのコンセプトは、「企業の誘致」、「野菜の収穫」というものですが、いずれのルールも、コンセプトを表現するためによく練り込まれたものとなっており、非常に完成度の高い作品に仕上がっています。これなら、海外のボードゲーマーにもアピールしていく価値が十二分に備わっているだろうとの理由から、関係者の間で英訳の話が持ち上がり、一部関係者の友人である私に白羽の矢が立った、というワケです。

もし、当ブログをご覧の方でゲームマーケットに足を運ばれる方がいらっしゃいましたら、ぜひ「ワンモアゲーム!」さんと「HOY GAMES」さんのブースにお立ち寄りいただければと思います! 日本人の方であれば、英訳ルールではなく日本語ルールを読まれた方が分かりやすい気もしますけどね・・・(笑)。


●英訳の流れ
さてさて、今回は和訳ではなく英訳の案件をお引き受けしたのですが、英語のネイティブではなく、しかも英語のライティングに関してはさほど自信がない管理人にとって、決して単純な作業とはいきませんでした。日本語をささっと英語に訳して終了!などということはなく、実際は以下のような工程を経てようやく英訳完成までこぎ着けたのです。


※オレンジは管理人の作業。それ以外は、他の方の協力を得ている部分です。

ボドゲ英訳70_2

どうです? 分かりづらいでしょう(笑)。これから一つずつ説明していきます。


●ルールを教わる!
まず、最初の「ルールを教わる」ですが、ここでは、デザイナーさんご本人、および英訳のコーディネートをしてくださったG2氏からゲームのインスト(ルール説明)を受けました。これは、管理人自身がそのゲームに慣れるためのプロセスです。

どんなボードゲームでも、説明書の字面だけを追ってそのルールを正確に把握するというのは難しいです。ルールを熟知している方からインストを受けるなどした後、実際にそのゲームを遊んでみるまでは、原文の内容すべてを完全に消化することはできません。このプロセスを踏まなければ、英訳の際に不明点が多く、つまずいてしまうのです。

余談ですが、これはアナログゲームのみならずテレビゲームの翻訳でも同様です。今から自分が訳すゲームの全貌を把握せずして良質な訳文を仕上げるというのは、本来であれば至難の業です。テレビゲームの場合、翻訳者さんには最低3日間ほどは“業務”としてゲームを遊んでもらうことが理想ですかね。

まあともかく、今回の件では、最初に自分自身がルールをしっかり把握させてもらい、それから英訳、という流れを取りました。


●英訳!
ここは、読んで字の如く「英訳」です。日本語ルールの内容をひたすら英語に転じていくだけの簡単(?)な作業です。

そうそう、以前の記事にも書きましたが、英訳を行う際には、他のボードゲームの英語ルールをいくつか読み、応用が利きそうなフレーズを探すといったことも試みました。その甲斐あってか、初体験の仕事ながらも、この段階でまずまずのクオリティーに持っていくことができたと自負しております。


●ネイティブチェック!
そして、次は「ネイティブチェック」です。当然のことながら、英語ルールは英語圏の方が読んでゲームを遊べる内容になっていなければなりません。そのため、日本人の英訳で完結させず、ネイティブによる添削を受けておいた方が無難なのです。

これが無償のボランティア翻訳やファン翻訳であれば、管理人の英訳のまま世に出しても構わないと思います。が、報酬をいただいており、なおかつ有料の(←ここ重要)ボードゲームの付属品となる以上、ネイティブの目を通すことは義務であると考えました。

上記の図をご覧いただければ分かりますが、ここでも、まずはネイティブにルールを把握してもらうというプロセスを踏んでいます。チェック担当のネイティブにルールを叩き込み、実際に一緒に遊んでから、私の拙い英文にたくさんのを入れてもらいました。ゲーム自体がとても面白いので、危うくただ遊ぶだけになりかけましたが(笑)。


●校正&完了!
ネイティブからのフィードバックを反映した後、自分で一通り英訳を読んで最終校正を行いました。一部、スペルミスや文法ミスが残っていたので、それらを修正し、晴れて英訳完了です。

他のフリーランス業との兼ね合いにより、完了までに時間がかかってしまいましたが、2本とも印刷〆には間に合ったようで幸いです!


●ボードゲームの翻訳楽しいよ!
どうでしょう。翻訳って大変そうだな~、という印象を与えてしまったかもしれませんが、決してハードなだけではありません。

自分の知らないゲームを遊ぶ機会が得られて、英語の勉強もできて、何より、ゲームのコンポーネントの一部に関わることができるというのは、非常に貴重かつ面白い体験だと思います!

近年は、ドイツやアメリカだけでなく、日本発のボードゲームが欧米のボードゲーマーから受け入れられつつあるという話も聞いたことがあります。皆さんも、このボードゲームを海外のゲーマーにも知ってもらいたい!と思う一品がありましたら、ぜひデザイナーさんに英訳話を持ちかけてみるといいかもしれませんよ。

ではでは、ゲームマーケットで管理人を見かけましたら、ぜひお声を掛けてください!

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